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新型コロナウイルス研究用試薬(Sタンパク質)

新型コロナウイルス研究用試薬(Sタンパク質)

当社は10年以上に渡るバイオテクノロジーに関する研究・開発の成果を活かして、新型コロナウイルス(SARS-COV-2)に関する研究用試薬として、SARS-COV-2のタンパク質や各種検出キットの開発を開始しました。販売する製品は総て自社で製造した抗原を用いたものです。

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はじめに


新型コロナウイルス(SARS-COV-2)は脂質膜からなるエンベロープを持つウイルスです。エンベロープにはスパイク(S)タンパク質を始めとする幾つかのタンパク質が提示されており、エンベロープ内には遺伝子であるRNAと複合体を形成する核(N)タンパク質があります。本ウイルスはSタンパク質のSBドメインにある受容体結合部位が宿主細胞のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)に結合し、細胞内へ侵入することで開始されます。細胞内のエンドゾームに取り込まれたウイルスは、Sタンパク質のS2サブユニットの働きで膜融合によりエンドゾームより遺伝子RNAを宿主細胞実質へ放出することで起こります。Nタンパク質はSARS-COV-2で最も多いタンパク質であり、免疫原性も高いため感染者ではNタンパク質に対し大量の抗体が産生されます。本タンパク質は、3つのドメインからなり、N末領域(NTD)はRNAとの結合に関わり、C末領域(CTD)は複合体形成に関わり、そのLinker部分はNタンパク質のリン酸化に関与すると想定されています。現在、ワクチンの開発が多く行われていますが、その殆どがSタンパク質に対する抗体を産生させることをターゲットとしています。



製品の種類と特長


1. SARS-COV-2抗原
Sタンパク質 New
哺乳動物の細胞で発現させた全長のSタンパク質 です。Sタンパク質は本来3つの単量体が会合して膜上のスパイク構造を作りますが、本タンパク質は人工的に3量体として安定に発現させたタンパク質です。タグ付とタグなしの2種類があります。Sタンパク質の詳細は(データシート)をご覧ください。なお、これ以外のSタンパク質も製造しておりますので、お問合せ下さい。

Q&A


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製品販売について


本製品は現在は当社のみから販売しています。必要な方は問い合わせください。

詳細はHPにも記載ございます
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