導入に関する質問やご相談など、まずはお気軽にご相談ください。

新型コロナウイルス研究用試薬(Nタンパク質)

新型コロナウイルス研究用試薬(Nタンパク質)

当社は10年以上に渡るバイオテクノロジーに関する研究・開発の成果を活かして、新型コロナウイルス(SARS-COV-2)に関する研究用試薬として、SARS-COV-2のタンパク質や各種検出キットの開発を開始しました。販売する製品は総て自社で製造した抗原を用いたものです。

¥66,000 ~ ¥110,000 税込

カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む

はじめに


新型コロナウイルス(SARS-COV-2)は脂質膜からなるエンベロープを持つウイルスです。エンベロープにはスパイク(S)タンパク質を始めとする幾つかのタンパク質が提示されており、エンベロープ内には遺伝子であるRNAと複合体を形成する核(N)タンパク質があります。本ウイルスはSタンパク質のSBドメインにある受容体結合部位が宿主細胞のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)に結合し、細胞内へ侵入することで開始されます。細胞内のエンドゾームに取り込まれたウイルスは、Sタンパク質のS2サブユニットの働きで膜融合によりエンドゾームより遺伝子RNAを宿主細胞実質へ放出することで起こります。Nタンパク質はSARS-COV-2で最も多いタンパク質であり、免疫原性も高いため感染者ではNタンパク質に対し大量の抗体が産生されます。本タンパク質は、3つのドメインからなり、N末領域(NTD)はRNAとの結合に関わり、C末領域(CTD)は複合体形成に関わり、そのLinker部分はNタンパク質のリン酸化に関与すると想定されています。現在、ワクチンの開発が多く行われていますが、その殆どがSタンパク質に対する抗体を産生させることをターゲットとしています。



製品の種類と特長


1. SARS-COV-2抗原
Nタンパク質
NTD:Nタンパク質のN末ドメインのタンパク質です。大腸菌で発現させた遺伝子組換タンパク質です。チオレドキシンタグ付とタグなしの2種類があります。
CTD:Nタンパク質のC末ドメインのタンパク質です。大腸菌で発現させた遺伝子組換タンパク質です。チオレドキシンタグ付とタグなしの2種類があります。
全長Nタンパク質:全長のNタンパク質です。大腸菌で発現させた遺伝子組換タンパク質です。オリジナルの武漢型に加え、イギリス型、ブラジル型、南アフリカ型、インド型のNタンパク質があります。
Nタンパク質製品の詳細は(データシート)をご覧ください。

2. 抗新型コロナウイルス抗体検出キット
抗Nタンパク質抗体検出キット:全長のNタンパク質に結合する抗体を定量するELISAキットです。当社製抗原と独自の抗体検出プローブ技術を用いて超高感度化を図ったキットです。標準抗体が付属しています。 詳細はデータシート(準備中)をご覧ください。
抗Sタンパク質抗体検出キット:Sタンパク質に結合する抗体を定量するELISAキットです。自社製抗原を用いた製品で、標準抗体が付属しています。 詳細はデータシート(準備中)をご覧ください。

Q&A


現在情報はありません

製品販売について


本製品は現在は当社のみから販売しています。必要な方は問い合わせください。

詳細はHPにも記載ございます
HP商品ページを見る
一覧に戻る