導入に関する質問やご相談など、まずはお気軽にご相談ください。

HBsAg 抗原(ペプチド)

HBsAg 抗原(ペプチド)

当社で扱っている抗原は全て遺伝子組換の酵母又は大腸菌で生産されています。酵母で生産した抗原は粒子形を持つ抗原で、大腸菌で生産した抗原はペプチド抗原です。いずれの抗原もロット間の品質が殆ど変わらない安定した抗原です。また、感染の恐れがないことから安全に利用できます。
これらの抗原を利用して製造したもポリクローナル、モノクローナル各種の抗体を取り揃えております。これらの抗体はすべてウェスタンやELISAで利用可能です。

抗原の総合チラシはこちらから


抗原に関するご質問等はお問合せ下さい。

¥71,500 ~ ¥93,500 税込

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はじめに

HBs抗原はB型肝炎ウイルス表面抗原です。HBs抗原はB型肝炎ウイルスに感染した患者さんの血液中に見られ、B型肝炎に感染しているか否かの重要な判定の基準として用いられます。HBs抗原は脂質膜上に多くの抗原タンパク質を提示した粒子形(径約50~60nm)を取っています。提示されている抗原タンパク質は本来は3つのドメイン(S、Pre-S1、Pre-S2)から構成されるタンパク質です。3つのドメイン全てを保有している抗原はL型抗原で、Pre-S1を欠くものがM型抗原、Pre-S1とPre-S2両者を欠くものが、S型抗原です。B型肝炎ウイルスが肝細胞を認識する際にはPre-S1ドメインが重要な役割を果たしており、その後、B型肝炎ウイルスが肝細胞に感染する過程ではPre-S2が重要な役割を果たしています。感染した患者さんの肝細胞では絶えずHBs抗原が産生されますが、その際、殆どの場合はPre-S1とPre-S2両者を欠くS型抗原(狭義のHBsAgはこれに相当します)が産生され、血液中を流れていると言われています。当社はこの領域で10年以上の歴史を誇っており、研究用のHBs抗原として、遺伝子組換え酵母を用いて、種々のHBs抗原の製造を行っております。

抗原の種類

当社で扱っている抗原の種類は次の通りです。

Pre-S1ペプチド
HBV表面抗原のPre-S1領域を大腸菌で製造したペプチド抗原です。Tag付きの抗原と、Tagなしの抗原があります。いずれも遺伝子型A、B、C、Dの製品があります。一般的に、前者はイムノアッセイで利用する時に利便性が高く、標準品として利用するには後者の抗原が適しています。利用目的に応じて選択ください。製品の同定を明確にするためコード番号を変更しています(下表参照)。製品の詳細はPre-S1 peptides データシートをご覧下さい。

Pre-S2ペプチド
HBV表面抗原のPre-S2領域を大腸菌で製造したペプチド抗原です。Tag付きの抗原と、Tagなしの抗原があります。いずれも遺伝子型A、B、C、Dの製品があります。一般的に、前者はイムノアッセイで利用する時に利便性が高く、標準品として利用するには後者の抗原が適しています。利用目的に応じて選択ください。製品の同定を明確にするためコード番号を変更しています(下表参照)。製品の詳細はPre-S2 peptides データシートをご覧下さい。

その他の抗原
その他のHBV関連抗原、上記抗原の標識物などの製造もご依頼に応じて製造可能です。お問合せ下さい。

Q&A


Q: 抗原の保存期間はどの程度ですか?
製品に記載の保存条件どおりに保存すれば1年間以上問題なく利用可能です

実施例


ここで紹介した製品を用いた実験例です。実施例は各製品のデータシート中にも入っておりますので、それもご覧ください。
1. HBsAg-XT(BNC-XT)を用いた抗HBsAg抗体の検出系 BNC-XT実施例
2. 抗原に関する総合チラシはこちらから入手できます。

詳細はHPにも記載ございます
HP商品ページを見る
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