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2次抗体反応性ウェスタン用マーカー

2次抗体反応性ウェスタン用マーカー

タンパク質の分子量用マーカーとしてウェスタンマーカーネオ (Western Marker Neo)とブループロテインマーカー (Blue Protein Marker)を発売しています。
ウェスタンマーカーネオ (Western Marker Neo)は抗体結合部位を持つタンパク質とブルーに着色した5種のタンパク質を混合した 新世代のウェスタン専用のマーカータンパク質です。メンブレンへの転写効率を目視で確認し、HRPなどの酵素標識した抗体と反応して化学発光などで検出することが出来ます。1つのマーカーで2種の検出ができるので、非常に有用です。これらのタンパク質はそのまま電気泳動にかけられるように処理されていますので、簡単に利用できます。

Western Marker Neoのチラシはこちらから

¥14,300 ~ ¥34,100 税込

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原理


ウェスタンマーカーネオ (Western Marker Neo)は遺伝子組換え大腸菌にて産生したたIgG結合部位を持つタンパク質が主な原料です。23~190kDaの10種のIgG結合部位タンパク質は殆ど総ての動物種のIgGと結合する能力を持っています。マーカーとして観察目的のタンパク質と同時に電気泳動し、メンブレンへ転写後、一次抗体と反応させると目的タンパク質と同様にマーカータンパク質にも抗体が結合します。この後、HRPなどの酵素を標識した2次抗体を加えると、目的タンパク質と同様にマーカータンパク質にも結合した抗体を介して2次抗体が結合します。更に、マーカータンパク質には直接に2次抗体が結合します。酵素標識抗体と結合したタンパク質はECL(Enhanced ChemiLuminescence)試薬などによる化学発光により、目的タンパク質と同様に検出することが出来ます。従って、マーカーの発光をモニターすることで、2次抗体や化学発光工程が上手く機能しているかも確認できます。本製品にはブルーに着色した108、69.3、49.8、32.2、16kDaの5種のタンパク質が混合されています。この色素はタンパク質と堅く共有結合してるので、電気泳動中やメンブレンへの転写中に外れることはなく、転写効率を目視で確認することが出来ます。なお、これらの着色タンパク質はIgG結合タンパク質とは相互作用しません。

本製品の特長


ウェスタンマーカーネオ (Western Marker Neo)
1. 1つのマーカーで転写効率の目視確認とウェスタン後の分子量確認が可能です
2. あらゆる1次、2次抗体の組合せでも良好なマーカーのシグナルを発生します (注)
3. 幅広い分子量から選択可能です
4. そのまま電気泳動にアプライできます
5. 既存品より安価で経済的です
注:少なくとも2次抗体はIgGに限ります。

Q&A


Q: 保存期間はどの程度ですか?
何れの製品も長期保存の場合は冷凍で保存下さい。1年間は利用可能です。
Q: アプライ量はどの程度ですか?
利用する抗体の濃度や抗体種により異なりますが、ウェスタンマーカーネオ (Western Marker Neo)は1~5μLの範囲でご使用下さい。必要以上に大量のマーカーを用いるとマーカーが強く出すぎたり、マーカーに微量に含まれるコンタミタンパク質のバンドが出る場合があります。

実施例


実施例はチラシの裏面をご覧下さい。

取扱説明書とMSDS


ウェスタンマーカーネオの取扱説明書は下記よりダウンロードできます
取扱説明書(Western Marker Neo)
何れの製品も規制対象化合物を含まないためMSDSは作成しておりません。

詳細はHPにも記載ございます
HP商品ページを見る
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