導入に関する質問やご相談など、まずはお気軽にご相談ください。

ブロッキング溶液

ブロッキング溶液

Blocking SolutionsとしてウェスタンとELISA用にそれぞれ専用の4種類の製品を開発しました。ブロッキングは不必要な抗体や抗原、その他のタンパク質などの成分が膜やプレートに結合し非特異的シグナルが出るのを抑えることを目的として利用されます。不必要な抗原・抗体、その他タンパク質成分は、それぞれ性質が異なり、また、検出法によっても結合が異なるため、最適な結果を得るためのブロッキング剤は測定系によって選択する必要があります。当社ではウェスタン専用とELISA専用に分けて、それぞれ特性の異なる4種のブロッキング溶液を開発しました。なお、ELISA用のブロッキング液は固相化プレートを長期保存できるように設計されています。

※Blocking solution Trial setはスターターキットとして、研究に最適なsolutionを選択する時にご使用ください。
※ELISA用ブロッキング溶液はプレコートプレートの長期保存が可能です。 ELISA用Blocking溶液

チラシはこちらから

¥5,500 ~ ¥27,500 税込

カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む

ブロッキング剤の種類と選択の目安


ブロッキング溶液は以下の4種の構成です。 Blocking Solutionsには、以下の4種類の溶液があります。
c-Block:100%化学成分のブロッキング液。ウェスタンや抗体検出ELISAでは非常に高い性能を示します。
h-Block:カゼインベースのブロッキング液です。汎用性が高く一般的に利用されるものです。
k-Block:変性カゼインベースのブロッキング液です。安定した性能を示し、応用範囲が広い製品です。
b-Block:BSAベースのブロッキング液です。万能性が高い製品です。
Trial set:上記ブロッキング溶液をセットしたトライアルキットです。スクリーニングにご利用下さい。

ブロッキング剤の選択の目安を記載します。あくまでも一般則を示していますので、ご自身でトライアルキットを利用して確認されることをお勧めします。  ウェスタン使用時 ブロッキング剤としてSkim milkを日常的に使っている研究者がかなり多いと思われます。 Skim milkは万能性が高いですが、シグナルが非常に弱くなる場合が多くあります。以下に選択すべきブロッキング剤を示しています。太字は特にお勧めするブロッキング剤です。
①感度が足りない(多少のバック上昇は容認):k-Block, c-Block
②バックを下げたい(感度は十分高い):b-Block, h-Block
③日常的なブロッキング剤として使いたい:h-Block, b-Block
④リン酸化タンパク検出に利用したい:c-Block, b-Block
ELISA使用時 測定系毎に相性の良いブロッキング剤を示します。何れのブロッキング剤も長期保存が可能な成分を含んでいますので、固相化した抗原や抗体が不安定でない限り、固相化・ブロッキング後に、乾燥、遮光、冷蔵保存の状態で数ヶ月間は保存できます。
抗原検出ELISA
 直接法(プレートにサンプル吸着した抗原を抗体で検出):c-Block, b-Block, k-Block
 抗体サンドイッチ法(固相化抗体に結合した抗原を抗体で検出):k-Block, b-Block, h-Block
抗体検出ELISA
 直接法(抗原を固相化し結合した抗体を標識抗体で検出):c-Block, b-Block, k-Block
 抗原サンドイッチ法(固相化抗原に結合した抗体を抗原で検出):k-Block, b-Block, h-Block

本製品の特長


1. Ready-to-Useのブロッキング溶液
2. ウェスタン用とELISA用それぞれの専用ブロッキング剤を用意
3. ウェスタン用製品ではSkim milkを利用するより感度が上昇(注1)
4. ELISA用製品ではプレコートプレートとして乾燥することで長期保存が可能(注2)
(注1:当社保有の抗原・抗体セットによる検討結果です)
(注2:抗体や抗原が長期保存に耐えられないものは除きます)

Q&A


Q: 保存期間はどの程度ですか?
冷蔵保存すれば1年間は問題なく利用可能です。
Q: 希釈して利用できますか?
何れも最適化されていますので、希釈しての利用はお勧めしません。

実施例


実施例はチラシをご覧下さい。

扱説明書とMSDS


Blocking solutionのMSDSと取扱説明書は下記からダウンロードできます。
取扱説明書
MSDSは対象成分が無いため作成しておりません

詳細はHPにも記載ございます
HP商品ページを見る
一覧に戻る